2007-01-01から1年間の記事一覧

非なるけど似てる

昨日ナルセイがお見舞いに来てくれた。二時間くらい話してたろうか。ナルセイと話してみて、気づいたことが、会社の男性諸君は何かしら自分と似てるところがあるなあということだ。やなぎは世代に共通するような感覚、オピケは生い立ちからくるコンプレック…

お金を稼ぐことの後ろめたさ

お金を稼ぐということにネガティブなイメージを持っている人は多い。かく言う僕もかつてはその一人であった。その一人どころかもっと極論でどんなことでも稼ぐことには悪が含まれているくらいに考えていた。もちろんそんな考えは誰からも相手にされなかった…

人生の目的

とりたててまた書くことではないんだが、自分の確認のために記します。僕にとっての人生の目的は後世の人間のことを考えて生きるということだ。それ以外の目的は僕には利己的に感じられたり、常識的にみえてもご都合主義にしか感じず、自分でそういう目的を…

見舞いと墓参り

僕は見舞いと墓参りが好きだ。静かな時間があって、清潔な空気が流れる。見舞いは来られるのはもちろん好きだが、行くのも好きだ。見舞いに行くとなると若い頃からわくわくしていたもので、見舞いはどうしても一人で行きたかった。しかし、いざ行くとなると…

二代目はおじいチャン

実はこれみんなにいってなかったけど朝7時現在、僕の横で寝てる人、二代目なんです。火曜日から入って来られてもう退院です。初期だったらしく、注射で2日だけのお泊まりです。初代は初老の長年サラリーマンをされてきたようなこなれた紳士でしたが、こち…

自由という不自由

ある制約や枷があったほうが自由になれるということはよくいわれたりするが、手術して入院という経験をして、それを身をもって感じた。手術をしてしばらくは痛いしつらいから体力もないし、起き上がることもできない。 そうすると自ずとやれることが限定され…

嗤うな、笑え。

佐世保での銃乱射事件が僕が入院してから起こったのだが、このニュースを聞いて、僕の中学時代からの友人を思い出した。 この銃乱射事件の犯人がうつ病だったのだ。 ひとりで死ぬのがさびしいからといって、友人を道連れにしてしまうとは病気でなければ、あ…

携帯学習

体を切るというのは、予想していたよりなかなかすぐに回復するものでなく、ちょっといいかと思い、パソコンに向かったりしていると偏頭痛が起こったりする。夜はベッドに入って、本でも読んで過ごしたいところだが、21時前には部屋は真っ暗だ。 眠れはしない…

これは!

僕の手術跡の拡大図! ぢゃなくて 僕の頭の上の天井 久しぶりに天井を意識して過ごしています。 今日、初めて便がでました。しかし、いきみ過ぎて熱がでました。 下から血をだすわ、切った後に便を出すのにびびるわ、いまはナプキン当ててるし。 生まれかわ…

入院中

入院二日目です。実はもう消灯でまわりは真っ暗。まだ尻が痛むのであまりうろうろはできないのだが、退屈この上ない。隣のひとは初老のプチブル的な男性でいいひとです。食事のたびに僕に「行くよ」と声をかけ、フリカケやら差し入れのサラダやらミカンやら…

書評ー究極の会議

那覇までで読み終わりました。字もでかくてすぐ読み終わるので会議に参加をする可能性がある人は読んで下さい。 というのは、読んでて僕らに足りないのはこれだな!と思い、すぐ導入しようと思いました。たいそうな題名はつけていますが、結局かいていること…

書評ースタバではグランデを買え!

今もっているお金を賢く使いたいという人、逆にお金をうまく使わせたいという人どちらの人が読んでも得るものはあるはず。安いものを何がなんでも買おうということが、実は安くないということ。 テレビやデジカメの価格がだんだん安くなるのはなぜか? 子供…

東京かんざし大阪かんざし

知り合いの社長が道頓堀にオープンさせた串やきの店・かんざし。これの直営店の運営とフランチャイズについて話しました。直営店で資金を出し合って株をもちあい、フランチャイズを広げたときに生まれる利益を分配したい、それにうちもかまないかという大雑…

オナニストを笑え!

最近、『アフロ田中』を読んでいて、ここに登場してくるやつらがやたらとオナニーばっかりしているわけです。で、そろいもそろって全然もてない。読んでいて10代から20代前半までの自分を思い出しました。この本の著者も、でもオナニーをわかっているなあと…

性淘汰はされたくない

志の輔さんが、山田五十鈴さんから聞いたという話が素敵だった。自分が楽な姿勢は、人から見るとだらしない。自分がキツイ姿勢が美しい。だから、山田さんは、舞台の上で苦しい姿勢を凛と保っていたのだという。進化心理学に「ハンディキャップ理論」がある…

一つ抜けたい

現代美術は、その表現においてこの上なく自由であるが、「一つ抜けている」作品とそうではないものの間には歴然とした差がある。口語表現もまた同じであり、どのような言葉を配列しても自由であるが、その内容が「一つ抜けている」 ためには、何らかの配剤が…

『破戒』

金曜日のモーニングでラピュタ阿佐ヶ谷で『破戒』を見てきました。皆さんご存知の通り、島崎藤村原作、部落出身の教師・瀬川丑松が父親から部落出身であることを決して明かしてはいけないといわれた戒めを破るという話。久しぶりに映画をみて、堪えきれず滂…

ニコニコ動画について

ニコニコ動画が単月で黒字転換するというニュースが数日前にcnetjapanに掲載されていた。 http://japan.cnet.com/panel/story/0,3800077799,20358670,00.htm そこで、コラムとして書かれていたもので、ニコニコ動画が成功した理由として、有識者がコメントを…

モロッコinロンドン

昨日変な夢をみた。あまりに変な夢だったので書いておこうと思います。 モロッコファットボーイが何が理由かを忘れたんだけど、殺人を犯してしまう。でもモロッコは自首したくないんですよという。なので、じゃあ会社でモロッコをかくまうのはいいんだけど、…

木を見て森を見ず

ふむふむと思えることばがあったので抜粋して載せます。 「木を見て森を見ず」 ついしてしまうようなことです。 そうすることは楽だから、人間はついつい他者を決めつけてしまうものである。しかし、何かがその人から出てきたからといって、決してイコールで…

未来日記

http://www.1101.com/darling_column/index.html 過去の自分P 現在の自分N 未来の自分F 現在の自分に、 「1日1時間でいいから、未来の自分にプレゼントしろよ」 というのが、ちょうどいいかもしれない。 というほぼ日刊イトイ新聞エントリーがあって、ぼんや…

独断的構造改革案

僕がどうにもこれはいらないと思っているものが二つあって、 それがタバコと自動車だ。タバコは本人の体に悪いだけでなく、町を汚す、さらに副流煙によって周りの人にも悪影響を与える。気持ちよくなることもないのにやめられない(もしそう思っていたとした…

終わらない歌

優位に立つものは、自らの存在根拠を問い直す必要がない。それに対して、劣等感を抱く者は、自分が何ものなのか、魂の探究をしなければならない。支配者の考えることは、案外散文的でつまらない。人生の挫折を知らない学歴エリートは往々にして退屈である。…

「悪」についての考察

「悪」とは何だろうかと考えたときに、この抽象的な言葉の定義というのは人によって異なると思う。 「悪」を悪いこと、許せないこと、怒りを感じるべきこと、なくすことという意味に限定した場合、何をもって「悪」と言えるだろうか?「悪」らしい、「悪」な…

大阪一泊せず

オレは一心不乱にヒメを見つめなければならないと思った。なぜなら、親方が常にこう言いきかせていたからだ。 「珍しい人や物に出会ったときは目を放すな。オレの師匠がそう云っていた。そして、師匠はそのまた師匠にそう云われ、そのまた師匠のそのまた師匠…

もう少しつづき

みんな、都合よく、自分の得意なことと、人の不得意なことをつい比較してしまう。だから、逆に、会社全体のことを考えるときには、こういうふうに考えて、こういう軸で、比較や評価をしていきましょうという共通認識を持たないと、すぐに「不公平だ」となる…

経営論

自分たちは、なにが得意なのか。自分たちは、なにが苦手なのか。それをちゃんとわかって、自分たちの得意なことが活きるように、苦手なことが表面化しないような方向へ組織を導くのが経営だと思います。基本的には、その会社が「得意なことをする集団であろ…

7つの習慣で躓く

『7つの習慣』という本のことは知っている人もいると思うのですが、僕は実はこれ読もうとチャレンジするの2回目なんです。で、今回はそういうように習慣をもったら皆にも役立つだろうと思って、一つずつ自分の考えを整理する意味も含めて書いていこうかと思…

助監督心得

僕が、疾走プロで最初に聞かされたのがこの“助監督心得”です。僕が疾走プロで一番勉強になったのはこの“助監督心得”でした。 1.あいさつ 2.時間厳守 3.メモ 4.中間報告・結果報告 5.クイックレスポンス 6.全体をみる1のあいさつ。あいさつは相…

信じてくれと言いたくなる

http://www.1101.com/darling_column/index.html ある程度の本を読んできた人たちは、会話のなかで、「信じられない」とか、「ありえない」とか言う回数が少ないと思う。 (中略) そういうことを、小説のなかで知っている人は、そう簡単に「信じられなーい…