2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

<ビジネス思考力養成講座ラテラルシンキング>目から鱗のロジカルラ

昨日、勝間さんのラテラルシンキングのセミナーに先月のロジカルシンキングセミナーについで行ってきた。 勝間さんはブログで書かれていたように、確かに少しお疲れのように見えた。しかし、セミナーが始まるとそんなことは微塵も感じさせない、いや演習が次…

『さあ、才能に目覚めよう』単発でない5つの有機的な結びつき

弱点ばかりに目を向けるのが一般的だが、人間には5つの強みがあり強みを伸ばすことを心がけることが、成長を促すには良い。さあ、あなたの強みはなんだろうか?というのがこの本の主旨。 早速僕もやってみた。 着想 あなたは着想に魅力を感じます。では、着…

『インナーゲーム』心の声に耳を傾けないで

技術的な<アウターゲーム>ではなく、内面的な<インナーゲーム>をいかに制するか、あらゆる集中が必要な局面で有効な内容だと思う。 第1章 テニスのメンタル面の考察 ・一生懸命やればやるほど下手になる/プレーヤーの悩み ・筋肉は言葉のレッスンを翻…

『思考の整理学』飛行機は必要なものがないと飛べない

『思考の整理学』という題名を文字通りに受け取ると、思考を整理するいろんな方法が書いているのかなということになるのだが、 ここに書かれてあることは思考を整理した先に何があるのかということだ。 グライダー 不幸な逆説 朝飯前 醗酵 寝させる カクテル…

『そして殺人者は野に放たれる』思考停止もしくは前提の混乱

「正常と異常の境界線はどこにあるのか」「なぜ人は罪を犯すのか」 それを考えることをどれだけしてきたのか、どれくらい放棄してきたのか、そのために今現在どういうことが起きているのか、突き詰めて言えばそれはこの刑法39条のことだけではなく人間の問題…

『バックドロップクルディスタン』映画を撮るという資質

『バックドロップクルディスタン』をポレポレ東中野で見た。 原一男監督トークショーもあり、原監督とのHPに関する打ち合わせもあって、観にいかせていただいたのだが楽しめた。野本監督のわきの甘さみたいなものは原監督のブログhttp://docudocu.jp/back.ph…

自己啓発に関する違和感

以前から自己啓発書を何冊か読むことで感じている違和感があった。 その違和感が何なのか、今日会話の中で確認できたので記したいと思う。その違和感をなにやら言葉にできず、もやもやとした胸のしこりが残り、そのしこりを身体感覚としての焦燥感と取り違え…

実践 積極的読書 『本を読む本』

フォトリーディング講義を受けてから、どうにも腑に落ちない、なんか引っかかるようなことがこの本を読むことで解消された。『本を読む本』はその題名どおり、本の読み方を系統だてて極めて実践的に解説した本だ。 第1部 読書の意味(読書技術と積極性 読書…

大相撲演歌論

昨日は後輩の高柳と一緒に会社でスポーツ談義になった。 フィリピンのマニー・パッキャオはアジア初の4階級制覇ですごいですよねーなんて話から格闘技談義になった。僕がテレビを見なくなったこともあるのだがどうも格闘技がつまらなくなったという気がする…

書評 通販な生活  日垣隆

通販好きの僕としては大変楽しみに読みました。 日垣さんの文章は、主題と外れたところが楽しいですね。 石川啄木は女好きで女遊びをして金が残らず じっと手を見るなんてエピソード。 「出前」という言葉は性からきている、遊里を出る前からきてて「出前」…

『コロッサル・ユース』ペドロ・コスタとの出会い

妻がでていった。家から家財道具一切を投げ出して。ナイフで刺された傷は深くなかったが、一張羅の入っていたスーツケースも持っていってしまった。暗く静かな画面にBGMはない。ヴェントゥーラは子供たちのもとを訪れ、子供たちの話を聞き、ときには熱く話を…

質問者の心

小林秀雄の講演CDを購入した。 CDに封入されていたリーフレットの中の一節で、「たとへば、“自分はどう生活したらよいでせうか”と質問するやうな者は、問題をだしてゐない人でせう。これは一体、人に問ふべきことであるのか、黙って自分で考へるべきことでは…