2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

吉村堅樹:とるにたらない僕だけの変化

恥をしのんで書く。 まっこと馬鹿げたこととわかっているのだが、 とるにたらない児戯じみた話だとわかっているのだが、 本人にとってはそうでもないのでここに記録を残そうと思う。 昨日また母親と喧嘩をした。 実は昨日まで母親と三日間旅行に行っていたの…

『奇縁まんだら』縁は異なもの味なもの

“縁は異なもの味なもの”「男と女のめぐりあい、結びつきというものは、予測のつかないほんとうに不思議なもの、おもしろいものだということ。」 正確にはこういう意味だが、こんなことわざが頭に浮かんだ。 はじめに 島崎藤村 正宗白鳥 川端康成 三島由紀夫 …

吉村堅樹:「死」を身近に

僕も年齢が40に近づき、「死」を身近に感じるようになってきた。 子供のときからつい最近まで、自分が死ぬことはわかっていても、それが自分の身に起こるということが実感できなかった。 そんなふうに感じてたの僕だけじゃないと思うのだがどうだろうか? い…

吉村堅樹:『進化しすぎた脳』進化をやめた人間

http://d.hatena.ne.jp/yoyochan/20080902 この本の目的としては、もっと脳を十分に使い倒すにはどうすりゃいいのだ?というような思いでページをめくっていた。 しかし、そんなこと以上にこの本を読むことが脳を使うことになるのだという、目的がその本を読…

『アフォーダンス 新しい認知の理論』変化から不変を 部分ではなく統合を

『STUDY HUCKS!』を読んでいたら同時に読んでいた『アフォーダンス 新しい認知の理論』の"アフォーダンス"という言葉が取り上げられていて驚いた。 シンクロニシティというやつだろうか。 プロローグ なぜいまアフォーダンスなのか? 1.ギブソンの歩み 2…

『STUDY HUCKS!』まだハックはあるか?

昨日はセミナーの打ち上げで16時半から23時過ぎまで飲んでいて、朝は軽い二日酔いだった。 こんなまわらない頭のときは、軽い読書に限る。 chapter1 ツールハック 機能と形態 chapter2 環境ハック 身体と環境 chapter3 時間ハック すきまとながら cha…

『優しい時間』はやさしいのか?

倉本聰ファンとしては、気にはなっていた。 評価としても悪いものばかりではなかったので思い立ち『優しい時間』を見た。 最後の『北の国から』のスペシャルをみたときも、漠然と面白くないという思いが残り、 そのあとにあいついで放送された倉本聰のドラマ…

昨今の脳ブーム

今さら言及するのは遅きに失した感があるが、脳ブームはまだ続いているようだ。 茂木健一郎や養老毅、池谷裕二、川島教授なんかが脳の本を次々に出して、また売れている。 僕はミーハーでして、良くも悪くも時代の流れに敏感なのです。 あれがはやっていると…

『ショーケン』傷だらけの天使

『ショーケン』買ってしまった。読んでしまった。 神様お願い ショーケンと呼ばれて マカロニ?冗談じゃねぇよ 『傷だらけの天使』 酒と女とマリファナと いや、そりゃないっすよ おれと、もう一本やろう 予感 留置所 薬缶が鳴った 大阪で生まれた女 別れる…

『コア・トランスフォーメーション』大きな感謝にかえて2

いままで潜在意識に封じ込めてきた 感情や罪の意識に押しつぶされそうになりはじめて 何年がたっただろうか。 僕の中で母に対する思いが さまざまなことの根源にあることはわかっていた。 しかし、いままではそんなことを言いたくなかったのだ。 それはすご…

『コア・トランスフォーメーション』大きな感謝にかえて1

重き鎧も 今は翼ある衣、 苦しみは束の間、 喜びは永遠。 『読書について』 ショーペンハウエル 第1部 旅のための地図をつくる ―内なる変容への鍵 第2部 コア・ステート・エクササイズ ―コア・トランスフォーメーション・プロセスの核心 第3部 パートの成長…

下半身ハック!

最近なにやらハックばやりである。 下半身ハックってファックじゃないの? って声が聞こえてきそうだが。 ハックhttp://ja.wikipedia.org/wiki/Lifehackといえば、いまは作業を最大限合理化するというような意味で使われていたりする。 下半身といえば性欲と…

『知的ストレッチ入門』私的知的ストレッチメモ

はじめに 序 章 知的ストレッチとは 第1章 読む ――ストレッチ読書術 第2章 構える ――ストレッチ書斎術 第3章 書く ――ストレッチ文章術 第4章 創る ――ストレッチ仕事術 第5章 考える ――ストレッチ検証術 第6章 疑う ――ストレッチ回避術 第7章 決める ―…

『この世の全部を敵に回して』 いると思って自分に酔わせてくれ

結論ありきで話を始めることはつらい。 “二十一世紀の人間失格”なるキャッチフレーズが冠せられている『この世の全部を敵に回して』。 人生を物語とするならば 始まりと終わりが大事であり、 始まりは生まれたときにすでに書かれてしまっているのだから、 自…

吉村堅樹:両国散策2

おととい行った定食屋さんは閉まっていた。 でも窓は全開だし、中にはいるみたい。 きっと高校野球を見ているんだろうな。 ほかの店を探しに行った途中で船橋聖一の碑が。 両国国技館のほうにまわると チケット売り場のよこに親方握手会の看板が。 初日は千…

吉村堅樹:両国散策

今日の昼飯を食べた食堂。大江戸博物館の裏、両国国技館の近くにある。 さばの味噌煮、ひじきとかぼちゃを食べた。 自分で好きなのをとるタイプの定食屋さん。 おじさんは僕にお茶をついでくれたあと、熱心に高校野球を見ていた。 そのあと旧安田庭園をひと…

明け方の恐ろしい夢

DSみたいなゲーム機能がついている携帯電話を拾ったんだが、 拾った瞬間に電話がかかってきた。 「はい?」とでると、 「拾った方ですよね?」といわれ 「ああ、そうですそうです」と返事。 返したいので場所をつたえようと思うのだが、うまく伝えられない。…

『後世への最大遺物』生きる目的とは何ぞや?

後世に遺せるものとは何か? 人間誰しも「なぜ生まれてきたのか?」ということや、 「自分が生きている目的はなにか?」ということを一度は考えたことがあるのではないだろうか? 僕はそれがわからなかった。 今でも明確に「わかっている!」と言い切れるわ…

『天才のヒラメキを見つけた!』天才の脳トレを見つけた!

羽生さん以外はそれぞれの著書を一通り読んだことはあった。 第1話 記憶の仕方 羽生善治第2話 勝つ発想法 羽生善治第3話 頭は良くなる! 川島隆太第4話 俺が作ってみせる! 岡野雅行第5話 昨日の私と今日の私は同じなのか? 養老孟司第6話 養老孟司が…

かあさんグローバルシステム

昨日打ち合わせでいった代理店の窓から外を見たときに、目に入ってきたのが、この看板。 かあさんグローバルシステムって。。 東京にいる人は“かあさん”という居酒屋があるのはご存知の人もいるのではないだろうか? 新宿の歌舞伎町や虎ノ門で僕は見たことが…

吉村堅樹:夏だ!男だ!腋毛を剃れ!

いやあ、夏ですねえー 今日の暑さは殺人的でした。 僕は今日は自転車で新宿まで打ち合わせに行ったのですが、 もうついたころにはシャツはぐっしょり、そのままクーラーのきいている部屋にはいると 風邪をひきそうでした。 これだけ暑いとそりゃもうみんな汗…

『ハイコンセプト』楽しみな未来とその困難さ

ハイコンセプトなものがあふれたあとに、ハイコンセプトな人たちが育つのであればこんな楽しみなことはない。 ▼これから求められる「六つの感性(センス)」 「機能」だけでなく「デザイン」 「議論」よりは「物語」 「個別」よりも「全体の調和(シンフォニ…

観察するということ

見るという行為は僕らに何を与えてくれるだろうか?インナーゲーム インナーゲームではコーチに言葉で教わるのではなく、観察をし、イメージを頭に残すことの重要性が説かれている。 言葉での記憶をセルフ1、イメージでの記憶をセルフ2。 セルフ2を信用す…

地下鉄幻視

木曜日に大江戸線に乗った。 何か違和感がある。 不安な気持ちがする。 心理的に落ち着かない。 言い方を変えてみたが、つまりは理由がわからないが変なのだ。 それに気づくのにしばらくかかった。 その車両には広告が1枚もなかったのである。 吊広告も扉の…

新宿ピカデリー プラチナシートはありか?

新装された新宿ピカデリー。http://www.shinjukupiccadilly.com/platinum/ プラチナシート、プラチナルームができたということで行ってきたのですが、これはもちろんマーケティングの勉強のためですよ。 好奇心というのもありますが。 それにしてもルームは…

『Catch me if you can』Catchするのは何?Catchされたいのは誰?

「つかまえられるものならつかまえてみな」 スピルバーグ監督、ディカプリオ主演のこの映画、直訳するとこんな意味になる。 題名に入っている"Catch"という言葉で思い出したのが、我ながら単純なのだがサリンジャーの『The Catcher in the Rye』(ライ麦畑で…

羅針盤と仕組み

1時間半を少し延長して1時間45分という短い時間。 セミナーはテンポよく進み、それでも予定の時間を15分オーバーした。 遅れて入った会場はすでに500人もの人で埋め尽くされ、最後列に座った僕からは今までのセミナーでは表情まではっきり見えていた勝間さん…