昨今の脳ブーム

今さら言及するのは遅きに失した感があるが、脳ブームはまだ続いているようだ。
茂木健一郎や養老毅、池谷裕二、川島教授なんかが脳の本を次々に出して、また売れている。
僕はミーハーでして、良くも悪くも時代の流れに敏感なのです。
あれがはやっているといえばすぐに手をだし、
これがはやっているといえばそれもかじる。
今回も例にもれずDSで脳トレは買ってやっているし、
脳の本なんかも何冊か買いあさってみた。
実は8月の読書のテーマは“脳”にしようと考えて、いまも継続中である。


それにしても“脳”がどうしてこんなに流行っているのか?
1.脳の未知
まず脳というもののすべてが解明はされておらず、
未知の部分が多いということがあると思う。
特に“海馬”などは大人になっても成長するということで、
池谷さんの本をはじめ多くの書籍で取り上げられている。
未知なる物に対して多くの人が好奇心をもつのはしごく当たり前のことだろう。


2.脳の恐怖
脳にもし障害が起こったら、
自分や家族が老いて、アルツハイマーになったら、
記憶力が衰えている気がする。
そういう“脳”力に対する恐怖心があり、
それが加齢とともに実感を伴って感じている、
もしくはまわりやメディアの情報をみていて
感じる前に予防をしたいという気持ちがあるのではないだろうか。


3.脳の影響
脳が身体に与える影響というのは
ここで強調するまでもなく大きいものだということは
多くの人が理解しているのではないだろうか。
脳に刺激を与えれば、それが肉体への影響や精神への影響につながっていく。
この脳が心地よい状態を続けることがもしかしたら“幸福”ということなのかもしれない。
そんなふうにも最近感じてきた。


つぎは脳に快感を与える方法、脳と精神の関連というようなことがもっとテーマを絞った形で出てきそうに思う。