書評 通販な生活  日垣隆

kenjuman2008-07-09

通販好きの僕としては大変楽しみに読みました。
日垣さんの文章は、主題と外れたところが楽しいですね。
石川啄木は女好きで女遊びをして金が残らず じっと手を見るなんてエピソード。
「出前」という言葉は性からきている、遊里を出る前からきてて「出前」というとか。
そんな話をきくと出前一丁のあの子供がなにやら艶かしく見えてくるから不思議だ。

日垣さんがやってる読書会で「現代用語の基礎知識」や「日本の論点」の面白いとことかを3点くらい持ち寄って情報交換したりとか、絶対に普段は読まない池田大作先生の本をみんなで読んで、創価学会の会員はどこに魅かれて学会員になっているのか研究したり、なんて話があったが、おっもしろそーやなあと、この読書会もこの人も。

「おまけ」は「御負け」。つまり負けるが勝ちということですな。

あんまり通販と関係ないところばかり頭に残った。それもまた楽し。
フセイン金日成のお札ほしい