嗤うな、笑え。

佐世保での銃乱射事件が僕が入院してから起こったのだが、このニュースを聞いて、僕の中学時代からの友人を思い出した。
この銃乱射事件の犯人がうつ病だったのだ。
ひとりで死ぬのがさびしいからといって、友人を道連れにしてしまうとは病気でなければ、あまりにさびしい話だ。

最近、法人運営を開始するにあたって、税理士や社労士と話をすすめているのだが、その社労士との話でもあがったのがうつ病の話だ。社労士にもちこまれるトラブルでうつ病がすごく多いらしい。うつ病の人から会社を訴えたいと持ち込まれるケースが多いそうだ。退職金をもらい、静養してつぎに就職などに備えようかと考えるのは建設的だと思うのだが、うつ病になったのはこの会社のせいだから何としてでもその会社に労災を認定させて、損害賠償請求をしたい。会社に復讐したいという一念で燃える人が殆どなのだそうだ。これはまさしく僕の友人にもあてはまる。

僕の友人はみんなも小耳にははさんだことがあるように、キャバクラに通って、そこで恋愛を求めている。
うつ病の人はまじめな人がなりやすいというけれど、こんなまじめは僕はいらないと思う。

うつ病の人はもっといっぱいオナニーをして、もっといっぱい風俗にいくべきだと思う。キャバクラなぞにいっている場合ではない。
レンタルビデオ屋にいって、もう抱えきれないくらいビデオを借りて、片っ端からオナニーをして、毎日毎日オナニーをして、「おれ1ヶ月で100回くらいオナニーしてしまったわー」と笑っていえるようになったらうつ病にはならないと思う。

友人は風俗の話をすごく楽しそうに話すが、東欧パブにいった楽しそうな話を聞くと、「こいつはうつ病にはならないな」と思う。

今日の小飼弾さんのブログの書評で『若者を見殺しにする国』という本の書評が載っている。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50969521.html
これはワーキングプアを自認する著者による若者論なのだが、ここでの小飼弾さんの言葉が「嗤うな、笑え!」

あざわらう、よこめでわらう、はなでわらう、そんなわらいはいらない。
自分のことを笑い、大声で笑う。
うつ病はそんなことで、自分で自分を笑えることで克服できるんじゃないか。うつ病のやつを見てると、ぜんぜん自分を笑いにしてない。十分笑えるキャラなのに。

笑う門には福来るとはよくいったものだ。