人生の目的

とりたててまた書くことではないんだが、自分の確認のために記します。

僕にとっての人生の目的は後世の人間のことを考えて生きるということだ。

それ以外の目的は僕には利己的に感じられたり、常識的にみえてもご都合主義にしか感じず、自分でそういう目的を設定してもなんかスッキリしない。

そのことに気づいたのはタルコフスキーノスタルジアを見た22歳のときだった。それからも迷いながらいろいろしてきたが、その目的のところは変わっていない。

後世のといってもなにも百年後とかの話じやない。いまも一緒にいて、僕が死んでからも生きているであろう人たち、愛すべき人たちのことだ。
母親が子供を思う気持ちと変わりはない。ただその範囲を広げているだけで。

その範囲は狭めて考えるより、広げて考えたほうが結果的にはよくなるんじゃないかと思う。
狭めてしまうとついつい強圧的な影響力を行使してしまおうとする。〜しなさい!とか 〜しなければいけない というように。

あとやっぱり自分より長く生きる人がいい。自分より早く死ぬ人を対象に設定すると感傷的になるし、いずれ目的を失う。

最後に自分のためでないのはやはり自分は一人では楽しくないからで、自分のためなんて考えても飽きてしまう。ひいては自分のためと言ってしまえばそれまでだが。

何故そんな大それたようにみえる漠然とした目的を作るのか改めて自分で言葉にしてみました。