吉村堅樹:2010.01.01(火)

ここ数年の慣例のごとく、
深夜年が明けてから、
自転車に乗り、
今年最初の寒気と夜空を感じながら、
家路につく。満月なり。
頭上垂直にはるか高き上空にかかる。


翌朝九時快晴なり。
人も車も姿も音も少なく、
新春だからというわけでなく、
空気清浄ですがすがしい。
光はつよく風景も露出オーバー
目に入ってくる。
ときに道行くひとも楽しげである。


会社に着くとめがねをわすれていて
取りに帰る。
悔しいので、ついでに『草迷宮』ももってくる。


仕事少々。
近くの八幡神社に初詣に行く。
組み札と厄除けのお守りを購入する。
社員の青柳、斉藤と仕事の話をして戻る。


教室へ新年のご挨拶。
今年もよろしく。あと1ヶ月と少々と伝える。
ここまでで17時。


 何となく、今年はよいこと あるごとし。
   元日の朝、晴れて風なし
             啄木

吉村堅樹: