『求めない』イコール求める

僕はぐっとくるっていったかな?
僕にぴったりくるっていったかな?
表現は忘れたが、
そんな言い回しで僕はこの本をプレゼントにもらった。


いま読む本だった。

はじめに
 誤解しないでほしい

求めない
 すると

なぜ、こんな田舎にいるのかって?

あとがき
 私は日誌をつけています

あんたがたどこさ

『求めない』この言葉だけを聞けば、
求めないようにしなさい、そのままの意味にとられてしまう。

求めないー
すると
自分に本当に必要なものはなにか
わかってくる


求めないー
すると
求めたときは
見えなかったものがー
見えてくる

求めないことの本質は、
求めているものだけを求めるということだ。


それは体の欲求であり、
シグナルであり、
直感であり、
その声に耳を澄ますことでもある。


本が終わりに近づくにつれて、
著者は他者を意識することで、
まだ求めている自分を曝け出すことになる。
まだ求めてしまう自分を認めるからこそ、
彼はこの本を著したのだろう。
そう、彼自身が「求めない」という言葉を
彼の中で繰り返しているのだ。


あとがきにあった
「足るを知ることは富なり」という老子の言葉。
もちろん物質的に足りているのを知るという意味ではない。
このことの意味を今なら言える。


君はすでに持っている。
僕はすでにもっている。
自分を変えられるリソースを
世界を変えられるリソースを


ありがとう、せんせい。
ぐっときました^^