吉村堅樹:ことの顛末

http://d.hatena.ne.jp/kenjuman/20080831 後日談。
自動車の封鎖は31日、そして1日のつい先ほどまで解かれなかった。


警察に行き、レンタカー会社にも事情を説明した。
警察は封鎖している車の持ち主にも連絡をしてくれたのだが、
当の持ち主はまったく電話にでない。
自宅にいる気配はすれども、出てこないというのである。
(警察は個人情報なので家は教えてくれないので直接は行けない)


こちらは菓子折りを購入していたので、
それを持参して謝意を伝えたかったのだが、
相手に電話をしても留守電ででないのだ。
ところが、相手はレンタカー会社に電話をしてきて、
謝罪の気持ちがあるなら指定の銀行口座に5万円振り込めと言ってきたらしい。
それまで封鎖はとかないというわけだ。


その封鎖が解かれない間、
レンタカーの費用は嵩んでいっている。
警察にいってレッカー移動してもらおうかと相談したのだが、
道路ではないから警察は介入できないという。


駐車場の管理会社に連絡をすると、
「お前が悪い。土下座をして謝れ。書いてあるように損害賠償で10万円払え」
と相手はそう言っているといわれた。
管理会社も鬼の首をとったような剣幕だった。


埒が明かないので、
一時は弁護士を頼むことも考えた。
訴訟は未経験なので、これもいい経験になるかもしれないと。


結局何度か管理会社に電話をして話し、
相手は、駐車場を管理している会社が説得してくれたらしく、
車の移動に応じた。


世の中にはいろんな人がいるもんだなと、
この一件で改めて感じた。


また人間は感情的になると
どこまでも理不尽になるものだなと。


その人は結局いちども直接話をしようとしなかった。
自分の理屈が通らないことはわかっていたんだと思う。


僕自身に対する自己批判、自己反省的な念からのものだが、
僕の中にすっきりとしない気持ちは残った。
吉村堅樹: