原一男監督との打ち合わせ

久しぶりに疾走プロにいって打ち合わせ。
打ち合わせの内容はhttp://docudocu.jp/ の英語版のHPの製作とCINEMA塾作品のDVD化についての話。
英語版のHPについては、
神軍製作ノートの翻訳連載(写真つき)、監督略歴、作品紹介、映画祭パンフ転載に当面はなりそう。
ブログやアテネフランセでの対談なども将来的には英語化したいですね。
日本国内に住む英語圏の人々に見ていただく、海外から検索していただくということが目的ではあるのですが、原監督の海外進出という野望が一番の大きな目的なのです。
今年の原監督はというか、去年からなのですが、海外に進出することに意欲的といいますか、それ以上ですね。
アメリカでドキュメンタリー映画を撮りたいというのが原監督が英語HPを作ったり、神軍の翻訳をしたりしている大きなモチベーションになっています。
原監督は今年が大きなチャンスになる!と考えているようです。

CINEMA塾作品のDVD化ですが、僕は以前から監督にはDVD化しませんか?という提案はしていたのですが、今回実現の運びになりそうですね。その他の疾走プロ作品「わたしの見島」「旅するワッパ」もDVD化することができればと考えています。
今回監督から逆提案された真意というのも、作られた作品が目に触れる機会を増やしたい、製作者が評価されるチャンスを増やしたいという思いがあると思います。
僕が最初に提案したのも、今、映画の製作者は映画を製作することだけではなかなか生活することができないという現状があり、そのような状況を変えていく一歩になればという気持ちがあったからです。
いいものをつくればお金はあとからついてくる、お金なんかなくても別に構わない、いいものをつくれればいい、このように製作者は考えがちで、その製作したお金はどのように回収するのか、またそれでどのように利益を得るのかというところまで自主制作をしている人の考えが及んでいる場合は少ないです。
僕は、なんとかそういう現状を打破したいという思いがあり、http://docudocu.jp/ がドキュメンタリーのみならず良質な映画制作者の一助になり、学びの場、アウトプットの場所、活気あるコミュニティの場所になることを夢想しています。
そして、http://docudocu.jp/ がいずれ映画制作に強い情熱がある若い人たちの力で運営され、インターネット上のもっと大きな意味でのCINEMA塾になることを希望しています。