終戦記念日の番組に思う

昨日は、終戦記念日ということでNHKでは「憲法9条をどうするか?」というディスカッション形式の番組をやっていた。こういう番組を見ていると考え方が180度違うことが多いし、感情的になっている人も多いので見ていて不快に思うことが多い。でも昨日は終戦記念日ということもあり、少しだけ20分ほどこの番組を眺めていた。

憲法9条をどうするか?」という問いかけに関しては、僕は一貫して平和主義・戦争放棄かつ軍隊をもつ必要がないという考え方です。昨日番組をみていて思ったことは、日本は軍隊を持つべきだと考えている人がかなり多いということ、有識者のほとんどは軍隊をもつべきだと思っているということを認識できました。これは新聞などで9条を変更すべきだというアンケートをしたときに、50%ほどの人が変更すべきと答えているということで、僕はそんなバカなと思っていたのですが、あながちそのアンケートはまちがっていないんだなと思いました。

軍隊をもつべきだと考えている人は、軍隊をもっていないような国は日本だけだ、自分で自分の身は守る必要があるという考え方です。確かに人間や民族の多様性を考えればそういう面もあるかもしれません。

しかし、僕は自分が殺されるのは確かに嫌ですが、矛盾していたとしても、現実をみなさい!そんなのじゃあなた殺されますよ!なんていう世界は嫌だなと思うんです。そう思って周りを疑って、そうすると相手も疑いますよね。もうそんないたちごっこに情熱を傾ける世界は嫌だなと思います。

だから、殺されそうになったら、殺されないようになんか考えます。核兵器迎撃システムや、地下シェルターとかはありだと思いますよ。でも相手を殺せるようなものは一切必要がないと思うのです。

国際貢献とかも戦争に関与しているものは一切する必要がないと思います。傷ついた人を手当てするのとかはもちろんありですけど。アメリカが何といおうがそういうメッセージを出し続けることが必要だと思うのです。

それでも、軍隊をもったほうがいいという人はこの国の首相や前首相も含めて多いのです。都知事もそうですね。で、どうしてそう思うのか、僕は良く分からないんですよ。
皆は軍隊をもったほうがいいと思う人はいるのかな?
皆のご両親にはいるかもしれないですよね?
僕は僕の祖父母や父は死ぬまでにそういうことは聞けませんでした。でも天皇のことを祖父母は天皇陛下と呼んでいました。

終戦記念日ということで今回は政治的なことを書いてみました。