吉村堅樹:2010.01.08(金)

朝、久住と吉村堅樹:自宅をでる。
昼、久住が訪れて
仕事を手伝ってくれる。


夕方、東江寺に向かい、
寺子屋に初参加する。
般若心経を素読し、
高砂を見る。


高砂の謡いもあわせてする。
能管の譜面は意味のない言語。
オノマトペである。


始まりの知らせであり、
神を呼ぶヒシギの笛で始まる。
「しらせの型」
ヒシギとはヒシグ。break。
神の前で打ちひしがれる。


舞の能管は呂中干(りょちゅうかん)形式。
呂 低い
中 中くらい
干 高い 甲高い


 オヒャラ   イホウホウヒ  呂 
オヒヤイヒョー イヒャーリウヒ 中
 オヒャラ リ ヒウイヤ    干
 ヒウル イヒャーリウヒ    干ノ中


「舞」とつくものはこの節を繰り返す。
序の舞はとても遅くなる。神舞など。


能管にはさまざまな高低の音がある。
音の高低よりも間が大切なり。


能管は300年前のものが、
いまになっていい音がなることもある。
生きている間には、
奏者によってはでないときもある。


 荀しくも仁に志せば 悪しきこと無し
The master said,
'If a man sets his heart on benevolence,
he will be free from evil.'