現実ワークと非現実ワーク

「現実ワーク」と「非現実ワーク」。http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0702/23/news014.html の記事

仕事には、見ただけで憂鬱になるような「なかなか手をつけられない仕事」もあれば、目にした途端に「すぐにやり終えてしまいたくなる仕事」もあるでしょう。

 まず、「なかなか手をつけられない仕事」には、終わりがはっきり見えないという特徴があります。それゆえ、「何となく大変そう」あるいは「どこから手をつけていいのか分からない」といった懸念がブレーキになってしまうのです。ほかにも以下のような特徴があります。

始めてから終わるまでに長い時間がかかる(引っ越し、部屋の整理)
「本番」は一瞬だが、それまでの「準備」が長い(プレゼンをする)
現状と外部環境の変化に大きく左右される(プロジェクトを成功させる)
 いずれも、終わりがはっきり見えないことに加えて、一度始めると、簡単にはやめられないという側面もあり、それが取りかかりを妨げていると考えられます。

 一方、「すぐにやり終えてしまいたくなる仕事」はどうでしょうか。こちらは、逆に終わりが見えているものです。それゆえ、「さっさとやっつけてしまおう」という気持ちになりやすいわけです。先ほどと同じように特徴を挙げてみます。

物が減ったりなくなったりする(机の上を整理する、要らない服を捨てる)
明確なアウトプットが定義できる(交通費の精算をする)
 いずれもすぐに取りかかることができて、自分が行動した結果が出るのも早いという共通点があります。

 ここで、前者を「非現実ワーク」、後者を「現実ワーク」と呼ぶことにします。つまり、なかなか取りかかれない「非現実ワーク」と、すぐに取りかかることができる「現実ワーク」という分け方です。

 このように分けてみると、仕事の取りかかりを早くするためには、「非現実ワーク」を「現実ワーク」に変換すればいいという考え方が導き出せます。

 具体的な手順は以下の通りです。

1最終的なゴールを確認する
2ゴールまでの行程をいくつかのパートに分ける
3それぞれのパートごとに目に見える成果物を決める
4その成果物を作るための具体的なアクションを決める
4のアクションが「現実ワーク」になっているか確認する(なっていなければ「現実ワーク」になるまで分けていく)
1つのアクションが次のアクションの準備になるようにする
各アクションをスケジュールに割り当てていく
スケジュールに従って、淡々とアクションをこなしていく
 この中で、留意すべきは5番目のアクションを「現実ワーク」になるまで分けていくというステップです。ここがうまくいけば、途中でつまずくことなく仕事を進めることができるはずです。

れ前に日記で書いたデカルト方法序説の考え方と同じなんだけど、現実に照らし合わせるとフンフンってな感じで。これ普通に出来ている人もいるし、全然出来てない人もいる。
出来ててもうまく出来てない人もいる。

僕は自分ではできてないと思っているし、後回しにしがちだ。