赤線地帯

昨日はファンでありながら今まで行ったことがなかったグッドウィル西武ドームに行きました。新人の岸くんが好投してくれて勝利をおさめ、非常にうれしかったです。子供のときは行くと負けていたような気がします。

そのあと家に帰って、溝口健二の赤線地帯を見ました。
赤線地帯は浅草あたりにあった赤線の売春婦の群像劇です。
赤線の売春婦なんぞは生きるために体を売っている。その金をすぐ使うやつもいれば、ためて男を騙して商売を始めるやつもいる、それから稼ぎが少なくて夫が病弱で首くくりそうなやつもいて、子供を頼ったら子供に不潔だとかいわれて気が狂ってしまったのもいる。

僕はいつも売春婦にシンパシーのようなものを感じます。
たくましく生きていて、居場所の選択肢もないからかもしれません。
映画にでてくる売春婦は愛すべき存在であると感じる自分がいます。