デカルトの方法序説

90分でわかるデカルト読み終わりました

論理学の規則は4つで十分である。但し、一度でもその規則から外れることがないように気をつけなければならない。また規則を守る断固とした決意を持たなければならない。

第一の規則は
明確に正しいとわからない限り、どんなものも真理と認めてはならない。早まった結論を避け、先入観を持ち込まない。判断を下すときは疑いの余地のないものだけを判断に組み入れるべきである。

第二の規則は
検討しようとする難問をひとつずつ小さな部分に分けていき、適切な解決を見つけやすくする。適切な解決を見つけるのに必要なだけ小さな部分に分ければいい

第三の規則は
秩序だった仕方で自分の思考を導いていく。もっとも簡単に認識できる単純きわまりないものからスタートして一つ一つ階段を上るように複雑なものを認識していく

第四の規則は
すべての箇所に見落としがないと確信できるまで、要素の列挙と包括的検討を繰り返さなければいけない

仕事を考える上で、示唆に富んだ文だと思う。
なぜ売り上げが下がっているのか、どうすれば売り上げが上がるのかは難問だがそれがそうすることが確実であることまで分解していけばいい